10月2日 アルゼンチンやチリなどで「金環日食」が観測され、各地で太陽と月がみせる神秘的な天体ショーに歓声があがりました。
金環日食とは?
金環日食は月が地球と太陽の間を通過する際に発生する。この時、月は地球軌道から最も遠い位置、もしくはそれに近い位置にあるため、皆既日食の場合のように太陽を完全に覆い被すことはできず、太陽の炎の光が月の影を取り囲み、いわゆる「炎の輪」をつくり出す。
次回日本で観測できるのはいつ?
今回はタヒチや南アメリカ南部などでは部分日食が見られる。日本ではまったく見られない。
(環食となるのは日本時間では午前4時ごろ)
また世界のほとんどの人にとっては、ただの新月となる。
国立天文台によると、日本で次に金環日食が見られるのは2030年の6月1日ということです。
10月の天体観測スケジュール
今後の天体観測10月に入り昼よりも夜の時間が長くなってきて、本格的に天体観測を楽しめる季節がスタート!10月に楽しめる天体情報を集めました。
・2024年最大のスーパームーン
時期:10月17日(木)、18日(金)
場所:東の空 2024年には、満月が地球に接近し大きく見える「スーパームーン」が4回あるが、今回が地球に最も近い距離で満月を迎える「今年最大のスーパームーン」。
「ハンターズムーン(狩りの月)」の異名を持つこの月は、今年12回ある満月の10回目にあたる。また満月となる17日だけでなく、翌18日も夕暮れ時に東の地平線から昇る姿がきれいに見えるとのこと。
■ハレー彗星から生まれた「流れ星」
時期:10月21日(月)前後の未明
場所:全天 オリオン座流星群は、10月21日ごろに極大を迎える。
1時間に約10~20個、多いときには40個ほどの流れ星が見えるかもしれない。
これらの流星はすべて、ハレー彗星が太陽系を通過した際に軌道上にばらまいた塵や破片だ。
夜空を30分ほど眺めて暗さに目が慣れてくると、見つけやすい。
ロマンチックな夜空を楽しむ季節になってきました。
季節の変わり目の今何となく気分も塞ぎがちになりますが、空の輝きにパワーをもらいながら冬を楽しみましょう♫
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